知り合いが弊社の保冷ボックスを使用しての簡易実験をしたとのことで、その報告記事です。
医療用保冷ボックスを使用し、市販のアイス一個をどれくらいカチカチのまま維持できるのかを実験してみたそうです。
それでは、どうぞ。
今回の簡易実験の条件としては、外気温が約20度、直射日光の当たる快晴の日に実施。
蓄冷剤は0度タイプの物2つで、これ以外に保冷剤は使用しません。
正直、0度タイプの蓄冷剤では長時間冷凍は難しいとは思いますが、ある程度は持つと予想します。
さて、今回主役のアイスくん。
HUTABA社の”サクレ SACRE レモン”です。
蓄冷剤2つはふた裏の袋内に収納。
アイスは真ん中に置き、プラスチック包装を落とし蓋のように被せます。
※ダミーとして使うなら、溶けやすい場所である真上?に直接乗せた方が良さそうですが、今回はとりあえずこの形で。
この状態で、閉鎖。
それにしても、このボックスは重い(重いだけでも謎の信頼感が生まれますね)
※重いのは、真空断熱材を使っているため
午前8時、外に出して簡易実験を開始。
この時点では気温は約15度です。
朝の段階では日陰になりますが、すぐに日が当たります。
途中、午後0時に確認。
この時点ではカチカチ。(画像撮り忘れました)
外気温は24度。
午後4時、開始から8時間経つと、だいぶ溶け始めています。
シャーベット状ではありますが、流石にもうカチカチではありません。
これ以上続けるとただの甘い水になってしまうため、この日はここまで。
今回の簡易実験では、0度タイプの蓄冷剤×2で少なくとも4時間はカチカチを維持できていました。
ただ、やはり0度タイプでは難しいですね。
アイスの数や蓄冷剤の数を増やす、蓄冷剤の温度を-25度以下にするなどすれば、もっと長時間カチカチを維持できるものと思われます。
次回は少し設定を変えて実施してみたいと思います。
(容器内部の温度を計ったり、もう少し細かく時間割して状態を確認してみたいところ。)