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保冷容器

カゴ車用の保冷カバーを選ぶ上で大事なこと

2024.01.09

カゴ車用の保冷カバーをお探しですか?

 

カゴ車カバーといっても、雨風除けなど様々な用途がありますが、保冷に関しては用途、内容物によって構造を最適化した方が良いです。

そうしないと、本来の性能を発揮しないことが多いからです。

 

株式会社シーエスエスは、保冷ボックス、蓄冷材などの保冷に関するエキスパートとして、お客様にとって最適な保冷カバーの提案をいたしております。

今回の記事を読んで、検討材料にしていただけると幸いです。

 

 

性能

一般カゴ車カバー 

構造

断熱厚は目的によって合計4㎜程度~11㎜まで

主な用途

冷蔵車での配送、店舗等に到着後一時的に常温環境に放置される場合の商品の温度上昇を抑えるために使用

こちらは、長期間の保管というより、一時的な温度上昇を防ぐための利用が想定されます。

用途に応じて表面の材質も変更可能で、各種仕様があります。

 

→通常カゴ車カバー、特注カゴ車カバーに関する相談はこちら 

 

特注カゴ車カバー 

構造

断熱厚は30㎜~50㎜程度対象物や保冷時間等によって使用する冷材(ドライアイスや蓄冷剤等)は異なります。また効果的に冷却するため、目的に合わせて各冷材を収納するポケット(又はネット)の数や配置場所は異なります。

主な用途

冷凍品での使用や、長時間の保冷を求める場合の運用を目的

通常カバーとは違い、長時間の保冷を想定した特注品になります。

折りたたみサイズも想定用途に応じてカスタマイズ可能で、保冷性能に関わる蓄冷材配置も適所に配置します。

 

↑肉のパーシャル温度帯(2℃前後)輸送用断熱厚30㎜

※特注蓄冷剤(-2℃)を条件に合わせて天井・壁面にセットして各コンテナの保冷を行っています。

↑パーシャル温度帯用のハーフサイズ、コンテナ数が少ない場合に使用

※単体や通常のカゴ車用カバー等と組合わせて無駄なスペースを削減し配送効率をアップさせている

 

上記写真では、肉のパーシャル温度帯対応のものを掲載しております。

そのほかの事例を見たい方はお気軽にお問い合わせください。

 

→通常カゴ車カバー、特注カゴ車カバーに関する相談はこちら

 

その他搬送機材への装着タイプ 

←6輪カート台車装着保冷カバー

特殊台車装着用専用保冷ボックス→

 

 台車搭載用保冷ボックス

→仕切の有無で2温度対応(台車での輸送や、そのまま配達に対応)

 

 

長期的にプラスになるカゴ車用カバーを

カゴ車用カバーというと、最低限の性能があって、尚且つ安ければOKと思われがちです。

 

実際、企業様の社内稟議においては、必要以上の性能よりは採算が合うかを優先的に考慮されることが多いかと思います。

その点について、弊社では徹底的に現場運用を考慮した実験を行うことに加え、不必要な広告費をかけない事から性能✖️コストパフォーマンスを両立しています。

 

すでに生協様を始めとした物流会社様において、幅広く導入いただいている理由はそこにあります。

要件をいただければ試作品の作成をいたしますので、いつても御相談ください。

 

→通常カゴ車カバー、特注カゴ車カバーに関する相談はこちら