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保冷容器

アイスが溶けないクーラーボックスはあるのか!?

2023.04.30

オリコンサイズ保冷ボックス

キャンプやピクニック、海水浴などのレジャーイベントでアイスを持ち運びたい!

そのような時に気をつけたいポイントを解説します。

 

なお、弊社は生協を中心に保冷容器の開発、製造に携わっているため、保冷ボックスや保冷剤(蓄冷剤)の取扱いに精通しております。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

ボックスも大事だが、保冷剤(蓄冷剤)も重要

オリコンサイズ保冷ボックス

保冷ボックスの性能を左右する要素としては、以下の3つがあります。

 

・ボックスの構造

・外部環境(外気温など)

・保冷剤(蓄冷剤)の性能

 

どんなにボックスの性能が良くても、外部環境や保冷剤次第な面があるのです。

当然ですが、家庭用冷蔵庫で作った氷とドライアイスとでは大きな差がありますよね。

 

同じ保冷剤(蓄冷剤)でも、業務用冷凍庫(蓄冷材凍結庫など)と家庭用冷凍庫のどちらで凍らせるかで全く変わります。

ですので、長時間アイスを冷凍状態にしたいのであれば何を保冷剤に使うのかも気にしてみましょう。

 

 

シーエスエスの保冷ボックス

弊社の保冷ボックスは市販品ではなく、レジャー専用の物も開発はしておりませんが、蓄冷剤と組み合わせることで極めて高い性能を発揮します。

 

アイス単体での実験をしたことが無いのですが、どれくらいの時間アイス状態を維持できるのか、もし需要があれば実験して発信したいと思います。

 

市販のボックスで保冷性能を高めるなら

蓄冷剤の色分け4種類

もし、市販のボックスでできるだけ長時間保冷したいのであれば、保冷剤(蓄冷剤)の数量を増やすのがオススメ。

 

実際、生協の置き配サービスではドライアイスの増量などで保冷維持の対応をすることもあるそうです。

 

夏場なんか特に心配でしたが、これまで一度も溶けていることもなく問題ありませんでした。それでも心配な方は配達員に伝えておけばドライアイスの増量を無料でしてくれます。

コープde宅配 “【不在or留守でもOK】コープ(生協)の置き配サービスが便利すぎる件” より

 

ドライアイスは-79℃もの低温の個体ですので、手に入る環境であればドライアイスを活用するのもありですね。

 

【ドライアイス】とは、二酸化炭素(炭酸ガス)を固体にした「-79℃」の低温の固体です

日本橋ドライアイス”ドライアイスについて保存について”より

 

 

長時間保冷するために大切なこと

ここまで、アイスが溶けないクーラーボックスはあるのか!?という分かりやすいテーマで見てきました。

 

絶対に溶けないボックスは存在しませんが、構造と保冷剤(蓄冷剤)、そして外部環境しだいで中身が溶けてしまうのを遅らせることは可能です。

 

・構造に関しては”機密性”や断熱性

・保冷剤は”冷凍庫の性能”と”冷却時間”(ドライアイスであれば、大きさや数量)

・外部環境に関しては”直射日光が当たるかどうか””風当たりの状況”

 

このあたりが保冷性能に大きく関わると考えます。

3つの中だと、保冷剤が一番のキーマンかもしれませんね。

 

 

保冷に関することならシーエスエスへ

株式会社シーエスエスでは、蓄冷剤および保冷ボックスの設計もしております。

 

試験段階から可能な限り実運用における環境の再現を目指すのがシーエスエスのモットー。

そのため、現場での不具合が少なく、お客様からのクレームも極めて少ない高品質な製品を提供しています。

 

相談は随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。